子供が怪我した!!!!!

お子さんがサッカーの練習中、
試合中に足首を捻ってしまいました。
いわゆる捻挫(ねんざ)です。
さて、
その時の親御さんはどんな対応をされますか?

まずはアイシングをしましょう。
アイシングとは、ビニール袋に氷を入れて、
痛みのある場所にあてて冷やすことです。
それにより炎症ををおさえます。
氷やビニール袋は、
コンビニにいけば売っています。
さて、ここからが問題です。
まず、どこにお子さんを連れていくべきか?

病院の種類が多くてよくわからない

世の中には、病院の種類がたくさんありますよね?
正直わけがわからない。
これが本音だと思います。
なので、整理して説明します。

整形外科

セオリーどおりにいくと、
整形外科に連れて行くと良いです。
整形外科は、 ケガの症状を把握し、
良い治療方法の方向性を示してくれます。
レントゲンなどで、骨の状態や、筋肉の状態を把握できます。
設備が整っている所であれば、手術ができたり、
入院することもできます。
また、区や市の大きな病院、
名医のいる病院へ紹介状を出してくれる 所もあります。

 

 

治療院

この種類が多すぎて、わけがわからなくなります。
治療院を分類すると、
サッカーやっている子の関わりがあるのは、
①接骨院、整骨院(柔道整復師という国家資格)
②鍼灸院(鍼灸師という国家資格)
③リハビリ施設 です。

①は一番多いですね。

私が住む静岡県藤枝市は人口14万人くらいの町ですが、
接骨院、整骨院をあらゆる場所で見かけます。

ちなみに私の弟は、 柔道整復師の資格を持っているので、
いつでも接骨院、整骨院を開業する事ができます。
接骨院、整骨院は、
骨折、脱臼、打撲、捻挫、挫傷などを
電気機器をあてて、筋肉をほぐしたり、
炎症(痛み)を和らげたりしてくれます。
保険適応なので、1回の治療費が安いです。

鍼灸院

文字通り、針やお灸で炎症をおさえたり、
筋肉をリラックスさせ、
ほぐしたりしてくれます。

個人的には、針はよく打ってもらいます。
痛みはありませんのでご安心を。
保険適応ではないので、お値段は接骨院、整骨院よりはかかります。
1回1時間位で、3,000円~はすると思います。

リハビリセンター

ケガをすると筋力が低下してしまいます。
そのため、
復帰までにある程度筋力を回復させたり、
身体を慣らせておかないと、
ケガの再発する恐れがあります。

実は日本のサッカー少年たちは、
このリハビリをしっかりと やらずに復帰し、
ケガが再発するケースが多いです。

そこでリハビリ施設などで、
復帰までトレーニングをする事が大切になります。

環境が整っている、
知識のある先生がいる①接骨院・整骨院ですと
リハビリの部分も見てくれます。

私は、高校2年生の時、 靭帯断裂、腓骨骨折という大けがをし、
4か月サッカーができませんでした。
その時、
整形外科⇒私立病院で手術⇒接骨院⇒リハビリセンター により、
復帰し、またピッチに立てました。

あの時ちゃんとリハビリしていなかったら、
大学までサッカーを続けることはできなかったと思います。

自分の経験があるので、 病院、治療院の話には詳しいです。
そしてケガの怖さを知っていますので、
ブログ、メルマガの読者様には、
事前予防を呼びかけていきますね。

 

 

2.気になる治療院の選び方

評判

え?と思うかもしれませんが、 めちゃくちゃ大事です。
例えば、
A接骨院の先生は、プロチームのトレーナー経験がある
B接骨院の先生は、通常2週間かかるところを1週間で 治した実績がある
C接骨院の先生は、知識が豊富で、ケガの対処
向き合い方など 色々な事を親身に教えてくれる。

などなど。 良い評判がある治療院を選びましょう。

よくあるのは近いから通っています。です。
(もちろん近くて評判の良い治療院ならベストです)
気持ちはわかりますが、
大切なことは、ケガを治すことですから、
近くても治らない治療院でしたら、
控えておきましょう。

私の経験談ですが、電気機器を10分くらいあてて、 何も説明なく、
「はい、山本さん今日はこれで終わりね。 明日また来てくださいね~」
え?これだけ? 今どんな状態まで回復しているのか
説明してほしいですと突っ込みを入れたところ、
「これは時間がかかるからね~。 また、明日来て」
毎日行くほど暇じゃないすし、
お子さんが通う場合、親御さんが付き添うケースが 多いですから、
大変ですよね。

また、 状態がどうなっているか把握しないと
、 こちらも不安になりますよね?

なので、対話をしてくれる先生であることも
評判としてあがっているので、調べてみましょう。

客層とお子さんがあっているか?

よくある治療院が、
おじいちゃんおばあちゃんなどの高齢の方を対象にしています。

時間帯の問題もあると思いますが、
小中学生、高校生、社会人、 アスリート系の方が
たくさんいる治療院がお勧めです。

なぜなら、アスリート系の患者さんがいるという事は、
その人たちが治る方法を先生が知っているからです。

また、同じような症状の患者さん同士仲良くなれる事が あります。
私もしょっちゅうケガをしていたので、
色々な競技の選手達と仲良くなりました。

先生がアスリート、元アスリートか?

ここでいうアスリートとは、
プロのことではなく、 先生自身がスポーツをやってきた人であるか?
という事です。

なぜなら、アスリートであれば、
ケガをしている選手の気持ちを理解してくれるからです。
ケガがよくなるには、 対処法などの技術はもちろんですが、
ケガでナーバス(落ち込んでいる気持ち)
になっている選手の
気持ちの ケアも治りの早さに大きく左右します。

親身に耳を傾けて、話を聞いてくれたり、 自分の経験談を語ってくれたり、
〇〇選手はこうやってケガを乗り越えたんだよ! と
事例を教えてくれたり、 安心させてくれる先生は、
信頼をおけるので、 回復が早くなります。

また、子供は早く復帰したいので、 焦りがちです。
でも、ケガは癖づくと、大きなケガになることもあるので、
信頼できる先生の言うことを聞き、 焦らず治しましょう。

現場主義か

もう1つ付け加えると、 先生がカテゴリー関係なく、
どこかのチームのトレーナーとして 帯同しているか?していたか?です。
強いチーム(裕福なチーム)には必ず、
週末の試合でトレーナーがつきます。

なぜなら、 ケガした場面を観ていれば、
ベストな対処法ができるからです。

対応が早ければ早いほど、 ケガの治りが劇的に変わります。
現場に触れている先生は、
どうすれば良いかベストな方法を持っているので、
それも選ぶポイントにいれておくと良いでしょう。

自分と合うか

色々と説明させていただきましたが、
最終的には、
この先生だったら、やる気がでる!と 思えるか?
これが最も大切です。
私も幼いながらもケガをした時、
この先生なんか合わないなと思った時、
ケガの治り悪かったですし、
通う気にもなれませんでした。 (生意気ですよね)

人間関係のところは、 年齢関係なくありますので、
最終的には、 お子さんがどう思うか?を尊重してあげてください。

まとめ

・日本には、病院の種類がたくさんあるが、サッカーをやっている場合
これだけ知っていればOK
・病院、治療院、リハビリ施設の3つ
・病院は症状を把握する所、治療院はケガを治すところ、
リハビリ施設は、復帰するにあたり身体作りをするところ
・評判や先生との相性はとても大切である
・選ぶのはお子さん。尊重してあげてください

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