何より大切なこと

サッカーワールドカップアジア予選が始まりました。
日本代表は9月10日アウェーでミャンマーと戦い、
見事2-0で勝利。勝ち点3をゲットしました!
アウェーで勝つ!という最低条件をクリアしました。

今回も浮き彫りになった課題

得点が入らない。。。

私のブログやメルマガを読んでいる方はご存知ですが、
日本のサッカーの最大の課題は決定力不足です。
昔から言われていることです。
ミャンマー戦もその課題が如実に現れました。

シュートが下手なのか?

日本人はシュートが下手ですか?
という質問よくもらいます。
答えは、
半分YES、半分NOです。

というのも、
練習や試合前のウォーミングアップ観ていると、
バンバン得点しています。
なので、下手ではないです。

しかし、
公式戦になると、
よく外します。
ミャンマー戦は本当入りませんでした。

得点が入らない要因

答えはシンプルです。
「焦り」と「確実思考」のせいで得点できないのです。

「焦り」
得点が入らないと焦ります。
焦ると、プレー1つ1つがバタバタします。
お子様の試合などでもよくありませんか?
焦らないように心がけること大切です。

「確実思考」
確実にプレーをしようとする思考の事を言います。
とても大切な事なのですが、
サッカーの得点に関しては、
不要です。
なぜなら確実にプレーしようとすると、
スピードがダウンするからです。

思い出してみてください。
ミャンマー戦の日本選手のシュートに行くまでに、
手数をかけすぎていませんでしたか?

「打て!」と思ったタイミングで、
切り返して確実に仕留めようとして、
相手のDFに追いつかれたり、
相手のGKに読まれてセービングされる。
そんな場面が多くなかったですか?

どうすればいいの?

確実という思考を捨て、
ノリで打ってみる!
この感覚が一番得点になりやすいです。

これは私自身の経験と、
サッカー選手にインタビューしても皆同じこと言います。

ちなみに、
海外のトッププレーヤーは、
ノリでシュート打ち、
得点を量産します。

セオリーどおり行くとバレるし、
確実にやろうとすると、
相手DFに防がれてしまうからです。

もちろんプレッシャーのかかる試合ですから、
確実に仕留めたいと思うのは当然です。

でもその緊張感の中でも、
試しにやる!度胸を持っている選手が上にいきますね。