中村俊輔選手、メッシ選手の共通点は

ほぼ利き足の左だけでプレーしますね。
相手はわかっていても、
彼らからボールを奪えません。
なぜでしょうか?

ボールを失わない

 

 

失わないとは

相手にボールを奪われない事です。

ボールを失わないメリットは、
相手からボールを奪われないので、
ピンチになることはありません。

相手からボールを奪われた瞬間が
一番危険です。

だから、監督、コーチは
ボールを 失う選手によく怒ります。
ピンチに直結しますからね。

逆にボール奪われない選手は、
あまり怒られないですよね?
私は上手くなかったので、
ボールを失い
しょっちゅう怒られていました。

失わないメリット

失わないと
ゴールに近づく事ができます。

だから彼らはいつもチャンスを
作り出す事ができます。
得点に絡むことができます。

得点に絡むということは、
勝利に貢献する非常に
わかりやすい指標です。

相手からするととても嫌な存在です。
だから年俸にも反映されています。

 

 


メッシ選手 年俸56億円

中村俊輔選手 推定年俸8000万円
(Jリーガーの中で高額)

※海外サッカー情報誌「GOAL」
Jリーグ年鑑からの引用

キックの精度の高さ

キックの精度とは

メッシ選手も中村選手も
とにかくキックの精度が高いです。

キックの精度とは、
①自分の思い通りの場所に蹴る事ができる
②仲間が欲しい位置、箇所に蹴る事ができる
③上記①②がどんな状況、
どんな体勢でもできる

キックの精度が高いとどうなるか?

先ほどあげた事と重複する部分も
ありますが、
・ミスが減るので、ピンチが減り、
チャンスが増える

・決定力があがる、得点率があがる
・セットプレー
(PK、フリーキック、コーナーキックの事)

 から 得点ができる、
チャンスを作り出せる
ので、
相手も激しくDFにいけない。

・仲間からの信頼が高まる

徹底して利き足を使う

メッシ選手、
中村俊輔選手も左利きで、
左足しか使いません。

二人とも左足しか使わない事を、
相手チームの選手達はわかっているのに、
止める事ができません。

・メッシ選手はプロになってから10年以上
・中村選手はプロになってから20年以上
経ちますが、止められません!

①キック

インサイドキックを最も使い、
インステップキック、
アウトサイドキックを
織り交ぜながらキックをします。

②トラップ

インサイドキックを最も使い、
アウトサイド、 インステップ(足の甲)を
使いコントロールします。

③ボールを運ぶ(ドリブル)

インサイド、
アウトサイドでドリブルしたり、
キックの精度が非常に高いため、
キックするぞ!というフェイントに
ほぼひっかかります。

相手は、キックされてしまったら、
ピンチになるので、飛びつきます。

その時重心がかかるので、 逆をつきます。
このように、 バリエーションの組み合わせが絶妙です。

 

 

 

利き足を鍛えないと器用貧乏になる

日本の教育は平気点を出す教育

私が子供の頃は、 左右同じように
ボールを蹴れる事がベスト!
だと 教わりました。

 

 

 

サッカーの例えではありませんが、
私は、
高校受験時に、
中学の先生から極端に
点数が低い科目があると、
受からないよと言われました。

藤枝東高校という地方では 進学校で、
偏差値72くらいの学校を
目指していました。

 

 

 

中学の先生のアドバイスどおり、
苦手な科目の勉強をしましたが、
あまり伸びなくて悩みました。

人は、
苦手なものを伸ばすのは難しいのです。

なぜなら、
そこにやる気(モチベーション)が
あまり湧かないからです。

逆に得意な科目は、
やればやるほど伸びました。
それがまた楽しくて、ぐんぐん伸びます。

利き足の技術をぐんぐん伸ばすことは、
得意な科目をぐんぐん伸ばすのと
同じ感覚です。

 

 

 

長所伸展法が上達の近道

私は、
小学校1年生でサッカーを始めた当初、
リフティングが
3回しかできませんでした。

コーチに、左右でできるといいよ!と
言われましたが、
利き足でない左足を使っても、
おもちゃみたいなもので、
全くあたりません。

あまりにもミートできないから
嫌になったので、
ひたすら利き足の
右足だけで練習しました。

そしたら簡単に10回は超えました。

 

 

 

※リフティングの
ネタはまた別記事で詳しくお伝えします

得意な事をとことん追求、
深堀りしていけば、
すぐにできるようになります。

ちなみに私は、
当時のコーチが
三浦知良選手(キング)の先輩の方で、
「リフティング20回以上できたら、
カズのサインもらってくるぞ!」 と
言われ、
めちゃくちゃ頑張り、
できるようになりました。

当時カズのサインを貰えた事が
嬉しかったです。
たまに、
モノでつるのも強い動機になります。

もちろん毎回はダメです。

子供は慣れてしまいますので。。。

 

 

 

甥っ子達がオーストラリア在住で
サッカーをやっているのですが、
リフティングしている動画が
送られてきました。

観たら利き足しか触っていません。

最初は、
そんなにうまくなかったのですが、
やっていくうちにどんどん上手く
なっていくのがわかりました。

聞いたら、 海外のコーチは、
利き足だけでOK!と言うそうです。

あと、
「できない事やらされたら、
つまらないだろ?

弱点克服は自分が何とかしたい!と
思った時にしかできない。

大人がいくら言っても、
本人の心に
スイッチが入らないとやらないんだ。」
と、教えてもらったようです。

話それますが、
彼らはできないことに対して、
全く恥ずかしいと思っていませんでした。

とにかく自分が上手くなりたい!
できりうようになりたい!

だから、
ひたすらボールをさわる。
そんな感じでした。

そして、
できた時に喜びの感情をモロ出します!
「イエース!!!」と。

恐れずに利き足だけ磨こう

金太郎飴からの脱却

恐れず利き足だけ磨く事に
務めて下さい。

みんな同じ!
みんな同じやり方
という時代は終わりました。

というか、
そもそもその考え方は 違いますね。

 

 

 

選手それぞれ能力、
特性、環境が違いますから。

指導の現場は、
個性のある選手を育てたいと
思っていても、
育成方法が、
みんな平均化になる内容なので、
矛盾が生じています。

指導者の方とよく話をしますが、
そこを悩んでいました。

だから、自分たちで考え、
色々な方法を試していくしかない!と。

とにかく、
個を伸ばす事に注力しないと、
上手くなれません。

突き抜けないと面白くなりません。
突き抜けるというのは、
あれもこれも高水準でできる事 ではなく、
1つの武器を持つという事です。
1つで良いのです!

利き足にこだわる選手を観よう

先に挙げた、
メッシ選手、中村俊輔選手は面白いです。
徹底的に利き足にこだわっています。

左利きの選手に多いですね。
彼らもたまーに右足でシュートを打ちます。

結構高い確率で入ります。
なぜか?
相手DF、
GKが彼らの逆足に慣れていないからです。

セオリーどおりの
シュートではないのです。
普段蹴っていないから。
観て、学んでみてください。

日本が誇る職人は両方使えるか?

 

 

 

日本は職人大国です。
町の工場にはベテランの職人がいて、
何ミリの世界で戦っています。

その人たちは、
両手同じように扱えますか?

中にはいるかもしれませんが、
ほぼそんな方いないでしょう。

彼らも利き手オンリーで戦っています。

一点突破全面展開

私が推奨する考え方です。
一点突破全面展開。

 

 


1つの事が突き抜けてできる
ようになれば、
色々な事に生かせて、
応用がきくようになる!

1本ずつ自分の柱を立てましょう!
という考え方です。

サッカーでいう一番最初の柱は、
利き足を極める事です。

監督、コーチに両足使えと言われても、
利き足にこだわってください。

利き足の精度が上がらないと、
逆足うまくなりません。
ぜひ、意識してみてください。

私はある程度自分の利き足(右足)に
自信が ついてから、
左足で打つようになりました。

利き足に自信があったので、
逆足でもイケる!という 感覚がありました。

利き足程ではありませんが、
結構蹴れます。

まとめ

・中村俊輔選手、メッシ選手は
利き足の左足しか使わない。

 ボールが奪われる事がないので、
常にチャンスを作り出せる

・チャンスを作り出せる選手なので、
報酬も高い

・キックの精度がとにかく高い。

・とにかく利き足だけにこだわることで、
金太郎飴化から脱却する

・日本の職人さんは両利きではない。
利き手があり、それを極めている。
サッカーもおなじ。

・一点突破全面展開の発想でいよう。
 1つ突き抜ければ、色々な事に応用がきく
・監督、コーチに両足使え!と
言われても利き足にこだわろう

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