目次
スタメン
※敬称略
GK
権田修一(サガン鳥栖)
DF
酒井宏樹(マルセイユ)
冨安健洋(シント=トロイデン)
吉田麻也(サウサンプトン)
長友佑都(ガラタサライ)
MF
柴崎 岳(ヘタフェ)
遠藤 航(シント=トロイデン)
堂安 律(フローニンゲン)
南野拓実(ザルツブルク)
原口元気(ハノーファー)
FW
北川航也(清水エスパルス)
ベトナムってどんなチーム?
東南アジアNo.1チーム
ベトナムのFIFAランクは100位、
アジアカップ出場24カ国中では17番目のチームです。
しかし昨年末に行われたAFFスズキカップ
(2年ごとに開催される東南アジアの国際大会)では
10年ぶりに頂点に立っています。
目まぐるしくレベルが上がっています。
トーナメントはギリギリで上がってきた。でも
グループリーグで中東の強豪イラク(2-3)と
イラン(0-2)に連敗を喫したが、
イエメンに2-0で勝利し
決勝トーナメントに進出できる各組3位の上位4カ国に、
バーレーン、キルギス、
オマーンに続き“最後の1枠”として
滑り込んできました。
実はこのギリギリというのが、
曲者です。
ギリギリのところで耐えたり、
粘れる選手、チームは、
成長速度が半端ないです!
予選リーグで強豪国にもまれた
予選リーグで、
優勝候補イラン、
イラクと対戦していますから、
短期間でかなりもまれました。
運よく予選突破できましたが、
トーナメントで、
予選の経験が生かされたかと思います。
ラウンド16では、ヨルダンに1-1で迎えたPK戦を
4-2で制し、ベスト8に進出しました。
トルシエ氏が…
元日本代表監督トルシエ氏が、ベトナム代表の
テクニカルディレクターです。
日本代表を知り尽くしているから、
嫌ですね。(笑)
気になる試合結果、内容は
日本代表が1-0で勝ちました。
前半、コーナーキックから吉田麻也選手がヘディングで
決めたのですが、
VAR判定で、まさかのハンドを取られてノーゴール。
※VARは今大会ラウンド8から導入されました。
VARとは
ビデオ・アシスタント・レフェリー
(Video Assistant Referee、略称VAR) とは、
サッカーにおけるビデオ判定を主に担当する副審判員を指す名称[1]、
またVARシステムの呼称でもある[2][3]。
VARを用いたレフェリングの補助システム全体は
VARシステムと呼ばれる。
VAR制度の特徴としては常にチェックが行われる点であり、
選手や監督からの異議申し立てで行われるものではない
出典元:Wikipedia
ちなみに今年のJリーグからも採用されるようです。
Jリーガーと先日VARについて話したら、
「自分達から申し立てできないのと、
審判が見ている映像をのぞき込んだら、
カードが出るみたい」と、
現場の話を教えてくれました。
話を戻すと、
VAR判定により、
ノーゴールになってから、
日本代表は動揺してました。
ベトナムのカウンターを食らう場面が
いくつかありました。
前半は猛攻を凌ぎ、
0-0で後半をむかえます。
若手の覚醒
後半は、とにかく若手の活躍が目立ちました。
特に、堂安選手は凄かったです。
彼のドリブル突破からPKを獲得し、
彼自身PKを蹴り決めました。
その1点が決勝点になり、
1-0で勝ち、見事ベスト4進出を決めました。
課題
私は決定力を高める専門家ですから、
攻撃の話をします。
結論から言うと、
まだまだゴールにむかえる場面がたくさん
あるということです。
ゴールに向かうと言うのは、
意識の問題です。
上記のイラストを見て下さい。
こちらは、
得点の85%はエリアが決まっていることを
イラスト化したものです。
ビエルサラインと呼ばれています。
ビエルサライン内に入ったら、
①前を向く
②仕掛ける
③シュートを打つ
という3つを必ずやるべきなのです。
なぜなら、得点に繋がるからです。
ベトナム戦は、
ビエルサライン内、付近にも関わらず、
最初からパスを選択するプレーを何度も
見かけました。
改善し、
次戦にのぞんでほしいです!
まだまだいける
日本サッカーはまだまだ伸びしろだらけです!
今回のアジアカップを優勝し、
更に飛躍してほしいです。